定期預金金で銀行を活用(HOME)ネット銀行比較楽天銀行>楽天ステップアップ預金(仕組預金)

楽天銀行ステップアップ預金(仕組預金)

楽天銀行が提供する仕組預金です。最長8年の円定期預金なのですが、預金者側から解約をすることができず、逆に楽天銀行側が3年目以降、1年後に解約をすることができるという満期特約型の仕組預金です。4年目から8年目までは、満期が延長されるたびに金利がアップする仕組になっています。

ちなみに、楽天銀行の仕組預金は似た種類の商品が多いので「楽天銀行まとめページ」でそれぞれの仕組預金の特徴を比較しています。

楽天銀行公式ホームページ
スポンサーリンク

楽天ステップアップ預金とは

ステップアップ預金はSBI新生銀行の「パワーステップアップ預金」とほぼ同じ性質の仕組預金です。いわゆる「コーラブル預金」と呼ばれるタイプの仕組み預金になります。

最短満期は3年ですが、その後最長8年まで楽天銀行の判断により満期が伸びることがあります。4年目以降は1年ごとに金利がアップします。

ポイントは「預金者側からの解約ができない」ということと、「満期が3年~8年」と幅があるという点です。最大8年運用してもよいお金を預けるのなら問題ありませんが、そうでない資金の場合はリスクがあります。
満期まで保有していれば元本保証ですし、預金保険の対象でもあるので安心な定期預金ではあります。
類似の預金に楽天銀行では「パーカッション10」という預金もあります。こちらも仕組みは同じですが、満期が5年or満期10年という二段階になっているという違いがあります。

 

楽天ステップアップ預金のメリット

メリットは、金利が通常の定期預金金利よりも高いということが挙げられます。また、「満期まで保有すれば」元本割れのリスクがゼロというのもメリットです。外貨預金のように元本が割れることはありません。
また、預金保険の対象商品なので、万が一楽天銀行が破たんした場合でも保護されます。

 

楽天ステップアップ預金のデメリット・リスク

リスクとしてあげられるのは大きく二つです。一つは「途中解約ができない預金」ということ、もう一つは「将来的な金利上昇時に得られるメリットを放棄する」ということです。

途中解約ができない預金
楽天ステップアップ預金は途中解約が認められていません。最短満期は4年、最長8年となっており、1年刻みで延長か満期かを楽天銀行が決定します。

将来的な金利上昇時に得られるメリットを放棄する
これは少しわかりにくい表現なのですが、楽天ステップアップ預金のような満期が銀行側によって決められる預金は、延長の時期に銀行に有利だと延長します。銀行にとって不利だと延長しません。

上記が楽天ステップアップ預金のリスクとなります。これらが特に問題ないというのであれば、この定期預金(仕組み預金)に投資をしてみてもよいのではないでしょうか?

 

楽天ステップアップ預金の預金スペック

金利 当初3年間:0.30%
以後最大1.00%にまで金利は上がります。
預入期間 最短満期3年、最大満期8年
途中解約の可否 不可
預入最低金額 10万円以上10万円単位
預入通貨 日本円(JPY)
満期時通貨 日本円(JPY)
元本の保証 元本保証
預金保険 保険対象商品(楽天全体で1000万円とその利息が保護されます)
ただし、仕組預金の金利上乗せ部分は保護対象外となります。

※預金金利に関する情報は2012年2月8日時点の情報を基に掲載しております。最新の情報はSBI新生銀行の公式ホームページでご確認ください。

 

楽天銀行公式ホームページ

 

今月のおすすめ定期預金
ネットバンクの定期預金金利や、各銀行のキャンペーン定期預金、中長期の管理人による金利予想を加味した上でお勧めする定期預金をピックアップしています。

銀行・定期預金の名前 金利 おすすめの理由

ポイント定期預金(Ponta)

6%~10%

厳密には定期預金ではありますが、Pontaポイントを運営しているロイヤリティマーケティングが実施しているキャンペーンです。Pontaポイントが余っている人にお勧めです。
解説記事は「 Pontaポイントを預けて必ず増えるポイント定期預金キャンペーン 」が参考になります

ちなみに、このサイトの存在意義にも関わりますが、最近の預金金利はほぼゼロみたいなものです。一方で銀行は銀行で様々な「ポイントキャンペーン」をやっているので、銀行をお得に活用するのであれば預金金利を受け取るというよりもポイントキャンペーンを活用するというような使い方の方が幸せになれそうな気もします

参考記事:金融ポイ活(証券、銀行、クレカ)の相関図とおすすめの組み合わせを紹介
ちなみに管理人もこうした銀行を利用したポイ活で毎月1000ポイント以上は獲得できています。

スポンサーリンク

Category & Menu

定期預金を活用して有利に資産を運用していこう。ネット銀行のおすすめネット定期や特徴ある預金を徹底分析していきます。