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個人向け国債と定期預金はどちらがお得?

個人向け国債が個人向け復興国債と名を変えて販売されます(システムは同じです)。販売額も好調だということですが、個人向け国債への投資と定期預金への預金とではどちらがお得なのでしょうか?リスク・リターン・メリット・デメリットなど各方向から徹底的に分析していきます。

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個人向け国債(個人向け復興国債)とは何か?

個人向け国債(個人向け復興国債)というのは「国庫債券(国債)」の一種で、国が発行する借金証書のようなものです。投資家はこれを買い、期限がきたら元本が国から払い戻されます。また保有期間中は一定の利息を受け取ることができます。

仕組み自体をみると定期預金ととっても似ています。また、通常の債券は途中での解約ができないのですが、個人向け国債の場合は保有から1年を経過すればいつでも解約ができるという点でも定期預金と酷似しています。金利水準は下記のとおりとなっています。

個人向け国債 金利
3年満期 固定金利(0.12%
平成24年3月5日~
5年満期 固定金利(0.27%
平成24年3月5日~
10年満期 変動金利(0.64%) 金利は半年ごとに見直し
平成24年3月5日~

なお、個人向け国債は「債券」の一種ですので発行体が破たんした場合は元金・利息の保証はないというリスクがあります。ただし、国債は発行体が日本国という国が相手となっており、信頼性はかなり高いといえるでしょう。

特におすすめなのは「10年満期の個人向け国債」です。「定期預金の預入期間。最適な期間はどのくらい?」でも書いていますが、超低金利が続く現在、長期の定期預金は将来の金利上昇リスクを機会損失という形で負うことになります。
一方の、個人向け国債10年満期の場合は、将来金利が上昇した場合はそれに連動する形で金利も上昇するようになっています。ですから、長期に遊ばせておくような資金の運用にはかなり便利な投資先といえます。

 

ただし、3年満期。5年満期の個人向け国債の金利はネットバンクの方が金利が高いケースもあります。このあたりについては実際の適用金利と定期預金の金利を見比べながら有利な方で運用する方がよいかと思います。

個人向け国債についてもっと詳しく知りたい方は「個人向け国債(個人向け復興国債)の種類と特徴」をご参照ください。

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