定期預金の種類と特徴

定期預金と一口に言っても実は様々な種類の定期預金商品があります。ごく一般的な定期預金(スーパー定期)から、ネットバンクが集めている「ネット定期」、ゆうちょ銀行の「定額貯金」など同じ定期預金関連商品でも多数の商品があり、それぞれで微妙に商品性が異なることがあります。ここでは色々な種類の定期預金について説明していきます。

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定期預金には様々な商品がある。

定期預金にはいろいろな種類があります。まずはここでは銀行が扱っている基本的な預金商品についてまとめていきたいと思います。

普通預金

普通預金は定期預金ではない預金で、要求払い預金と呼ばれるタイプの預金で、すべての銀行預金のベースとなる預金です。ATMや通帳などを通じて銀行に預金をした場合はまずこの普通預金(普通預金口座)に入金されるのが一般的です。

 

普通預金(無利息型)・決済用預金

銀行などが「ペイオフ対策」として希望する預金者に提供しているサービスです。一般の普通預金と異なり利息が全く付きませんが、預金保険法が定める「決済用預金」という扱いとなり、銀行に万が一の場合でも全額が保護の対象となります。

 

スーパー定期(スーパー定期300)

スーパー定期(スーパー定期300)とは、一般的に都市銀行、地方銀行などで提供されいてる定期預金のことを指します。満期まで引き出しができない代わりに普通預金と比較して高い預金金利がついています。満期は1か月~最大10年まで。金利は各銀行が自由に設定でき、店頭に表示されています。

 

大口定期預金

大口定期預金は1000万円から預金が可能な定期預金です。銀行と預金者との間で自由に金利絵を決定することができます。当然スーパー定期よりも金利は高く設定することができます。まとまった資金を預ける場あは有効ですが、1000万円を超えた預金はペイオフの保護上限を超える点に注意が必要です。

 

貯蓄預金

貯蓄預金は、残高に一定ごとの基準額を設けており、残高が基準額以上となった場合に高い利率を適用する預金です。個人のみが利用可能です。都市銀行などを中心に募集されておりネットバンクでは今のところ募集しておりません。普通預金と同様にいつでも換金可能でより高い金利の恩恵を受けることができます。ただし金利水準は定期預金(スーパー定期)よりもやや低く設定されます。

 

積立定期預金

積立定期預金は毎月一定の金額を普通預金から振り替える形で積み立てていく定期預金です。積立方式になるのでコツコツためて資産を作っていきたいケースに最適な預金商品です。各金融機関から様々なタイプがあり、毎月別々の定期預金を組んでいくものや、毎月の積立資金をまとめて定期預金として組むものもあります。

 

ネット定期

ネット定期とはネットバンクや都市銀行、地方銀行などの「インターネット支店」などで募集している定期預金です。定期預金(スーパー定期)と仕組は同じですが、特に銀行のインターネット支店などが店頭募集しているスーパー定期と区別するためにネット専用定期預金という意味で「ネット定期」という名称を使っている場合が多いです。

 

超短期型定期預金

最近一部のネット銀行などで提供されている定期預金です。普通の定期預金は数カ月から数年というのが一般的な満期設定であるのに対して1週間や2週間といった超短期を満期とする定期預金です。東京スター銀行の1週間定期やSBI新生銀行の2週間満期預金などがあります。

 

証券会社連動型預金

自動スイープ預金などとも呼ばれるタイプの預金です。銀行預金の預金を証券会社の投資資金としても使うことができる連動型の預金となっています。最近では一部のネット銀行とネット証券での間で利用されており、比較的高い利息がつく預金として人気を集めています。

 

定額貯金

定額貯金は「ゆうちょ銀行」における主力預金商品の一つです。最大10年の預金商品で預金開始から6カ月以上であればいつでもペナルティなしに解約することができるというのが特徴です。

 

定期貯金(ニュー定期)

定期貯金はゆうちょ銀行における定期預金(スーパー定期)に相当する商品です。ただし、定期預金とは満期期間の上限などで差があります。

 

仕組預金(新型定期預金)

仕組預金(新型定期預金)はこれまでの定期預金とは異なります。高い利息などを得ることができる代わりに様々なリスクを背負うことになるタイプの預金で、普通の定期預金と比べるとハイリスク型の預金となっています。

今月のおすすめ定期預金
ネットバンクの定期預金金利や、各銀行のキャンペーン定期預金、中長期の管理人による金利予想を加味した上でお勧めする定期預金をピックアップしています。

銀行・定期預金の名前 金利 おすすめの理由

ポイント定期預金(Ponta)

6%~10%

厳密には定期預金ではありますが、Pontaポイントを運営しているロイヤリティマーケティングが実施しているキャンペーンです。Pontaポイントが余っている人にお勧めです。
解説記事は「 Pontaポイントを預けて必ず増えるポイント定期預金キャンペーン 」が参考になります

ちなみに、このサイトの存在意義にも関わりますが、最近の預金金利はほぼゼロみたいなものです。一方で銀行は銀行で様々な「ポイントキャンペーン」をやっているので、銀行をお得に活用するのであれば預金金利を受け取るというよりもポイントキャンペーンを活用するというような使い方の方が幸せになれそうな気もします

参考記事:金融ポイ活(証券、銀行、クレカ)の相関図とおすすめの組み合わせを紹介
ちなみに管理人もこうした銀行を利用したポイ活で毎月1000ポイント以上は獲得できています。

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