普通預金
普通預金は定期預金ではない預金で、要求払い預金と呼ばれるタイプの預金で、すべての銀行預金のベースとなる預金です。ATMや通帳などを通じて銀行に預金をした場合はまずこの普通預金(普通預金口座)に入金されるのが一般的です。
普通預金の基本・特徴
普通預金は預入や払い戻しが自由という非常に決済性・流動性(換金性)の高い預金となっています。
預入は1円以上1円単位。利息は銀行が提供する預金の中では相当低く、ほとんど期待することはできません。普通預金からは自動引き落としやATMや窓口などからの出金が可能となるため、運用性よりも決済性を重視した預金となっています。
当然ペイオフの対象となります。なお、近年では普通預金(無利息型)・決済性預金といった名称で無金利型の普通預金も一部銀行で提供されています。こちらのケースではペイオフが無制限(全額保護)となっているという特徴があります。
銀行の種類 | 都市銀行、地方銀行など多くの金融機関 |
---|---|
満期 | 定めなし |
金利のタイプ・特徴 | 変動金利 |
どんなリスクがある | 銀行が破綻した場合のリスク ※ただし1000万円までは元金、利息ともに保護されます。 |
途中解約 | いつでも可能。 |
ペイオフ(預金保険) | 保護対象(預金保険) |
普通預金の金利が低いというのは昔の話?
ちなみに、日銀によるマイナス金利政策によって、定期預金の金利が大幅に下がったことを受けまして、普通預金と定期預金の金利差というのは極めて小さくなってきています。
その上で、銀行による金利差が明確になってきました。
たとえば、2018年1月の普通預金金利をみてみましょう。
楽天銀行:0.1%
三井住友銀行:0.001%
なんと100倍もの差がついています。そして楽天銀行の普通預金金利の0.1%というのは三井住友銀行の3年定期0.01%よりも10倍も高いのです。
※ちなみに、普通預金金利は楽天銀行がでたらめに高い金利となっています。ただし、これには条件があり、同グループのネット証券である楽天証券に口座を作っている必要があります。ただ、実際に投資をする必要はないので、正直言って口座を作るだけでノーリスクです。
私も大半の決済資金は楽天銀行の普通預金に入れて、都市銀行の100倍のリターンを得ています。
参考:楽天銀行のマネーブリッジ
ネットバンクの定期預金金利や、各銀行のキャンペーン定期預金、中長期の管理人による金利予想を加味した上でお勧めする定期預金をピックアップしています。
銀行・定期預金の名前 | 金利 | おすすめの理由 |
---|---|---|
ポイント定期預金(Ponta) |
6%~10% | 厳密には定期預金ではありますが、Pontaポイントを運営しているロイヤリティマーケティングが実施しているキャンペーンです。Pontaポイントが余っている人にお勧めです。 |
ちなみに、このサイトの存在意義にも関わりますが、最近の預金金利はほぼゼロみたいなものです。一方で銀行は銀行で様々な「ポイントキャンペーン」をやっているので、銀行をお得に活用するのであれば預金金利を受け取るというよりもポイントキャンペーンを活用するというような使い方の方が幸せになれそうな気もします
参考記事:金融ポイ活(証券、銀行、クレカ)の相関図とおすすめの組み合わせを紹介
ちなみに管理人もこうした銀行を利用したポイ活で毎月1000ポイント以上は獲得できています。
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