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証券会社連動型預金

自動スイープ預金などとも呼ばれるタイプの預金です。銀行預金の預金を証券会社の投資資金としても使うことができる連動型の預金となっています。
最近では一部のネット銀行とネット証券での間で利用されており、比較的高い利息がつく預金として人気を集めています。
証券会社連動型預金の基本・特徴
銀行預金の預金と証券会社とを結びつけるというタイプの預金です。
扱いとしては「普通預金」とほぼ同様ですが、証券会社と連携しているという点が特徴です。
現在のとろこ下記の銀行が提供しています。
- 住信SBIネット銀行(SBIハイブリッド預金) ⇔ SBI証券
- 楽天銀行(マネーブリッジ) ⇔ 楽天証券
- GMOあおぞらネット銀行(証券コネクト口座) ⇔ GMOクリック証券
たとえば、住信SBIネット銀行のハイブリッド預金に100万円を預金しておくとします。すると、その100万円は連携対象の証券会社であるSBI証券において投資資金としても使うことができるようになっているのです。
仮に40万円分の株を買った場合、自動的にハイブリッド預金から引き出されます。(また買った株を将来売却したらその売却代金はハイブリッド預金へと払い戻されます)。
特徴は「高金利」という点です。扱い的には普通預金にも関わらず、通常の普通預金よりも高い金利が設定されいてることが多いです。
中でも、GMOあおぞらネット銀行は年利0.15%と高い金利が魅力です。
- GMOあおぞらネット銀行:0.15%
- 楽天銀行:0.10%
- 住信SBIネット銀行:0.02%
※2018年12月3日現在
なぜ、高金利が付くの?
やはり、各グループ間での囲い込み戦略の一環であると考えられます。
「銀行-証券」を一体的に扱ってもらうことで自社グループの金融サービスを包括的に提供することができ、結果として手数料収入なども期待できるという考えがあると考えられます。
それゆえ、都市銀行等では0.001%というバカみたいな金利しかつかない中で0.1%台という100倍以上の金利を出すことができているわけです。
賢い消費者としてはそうした“戦略”を上手に活用していきたいところですね。
銀行の種類 | 住信SBIネット銀行、楽天銀行、GMOあおぞらネット銀行 |
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満期 | なし |
金利のタイプ・特徴 | 変動金利 |
どんなリスクがある | 銀行が破綻した場合のリスク ※ただし1000万円までは元金、利息ともに保護されます。普通預金と同じ扱いとなります。 |
途中解約 | いつでも可能。 |
ペイオフ(預金保険) | 保護対象(預金保険) |
ネットバンクの定期預金金利や、各銀行のキャンペーン定期預金、中長期の管理人による金利予想を加味した上でお勧めする定期預金をピックアップしています。
銀行・定期預金の名前 | 金利 | おすすめの理由 |
---|---|---|
ポイント定期預金(Ponta) |
6%~10% | 厳密には定期預金ではありますが、Pontaポイントを運営しているロイヤリティマーケティングが実施しているキャンペーンです。Pontaポイントが余っている人にお勧めです。 |
ちなみに、このサイトの存在意義にも関わりますが、最近の預金金利はほぼゼロみたいなものです。一方で銀行は銀行で様々な「ポイントキャンペーン」をやっているので、銀行をお得に活用するのであれば預金金利を受け取るというよりもポイントキャンペーンを活用するというような使い方の方が幸せになれそうな気もします
参考記事:金融ポイ活(証券、銀行、クレカ)の相関図とおすすめの組み合わせを紹介
ちなみに管理人もこうした銀行を利用したポイ活で毎月1000ポイント以上は獲得できています。
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