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地方銀行の預金が減少、預金減少時代と銀行の対策

地方銀行における預金の減少が起こっているようです。全国の銀行における預金残高(個人)は4%程度の伸びを見せているそうですが、地方では減少も始まりつつあるようです。高齢化がすすみ、預金の取り崩しが行われるようになってきており、特に人口の流出が続く、地方銀行では今後の預金対策も求められそうです。

2014年2月25日:しょういちろう

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地方銀行の預金集め。

日経新聞によると、金融庁幹部への取材で「人口の層が厚い団塊の世代が17年ごろから70歳代に入ることから「数年で預金は減少に転じ、未経験の現象が起きる」と予想する。」と表現しています。

これまでは銀行の預金は増えるというのが前提でそれを見越した計画が立てられていたわけですが、地方銀行を中心に、逆に預金の流出が始まるともいわれているわけです。

特に、若い層は「ネットバンク」などの銀行に預ける人も増えています。
ネットバンクの台頭は、地方銀行における預金集めの大きな障壁となりつつあると言えるでしょう。

こうした動きに対して「静岡銀行インターネット支店」のようにネット支店を通じて高金利の定期預金を提供して資金集めに成功している地方銀行もあります。

また、相続定期預金や贈与信託のように相続等を見据えた付加価値を提供する銀行も増えています。

地方銀行は地方におけるインフラとして預金を集めてくることができたわけですが、人口減少、団塊の世代の高齢化などによって預金が集まるムードが小さくなったうえ、ATMなどのインフラもコンビニATM+ネットバンクの台頭で優位性が失われつつあります。

いかに魅力的なサービスを提供することができるのか?
今後の地方銀行に求められるのはサービスの質だと思われます。

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