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気づいたら貯金ゼロ。 約3割の世帯が貯金ゼロの時代

2012年の金融広報中央委員会が実施した金融資産に関するアンケートで約3割(28.6%)もの世帯において貯金(貯蓄)がゼロという回答がでたというのは衝撃的です。

今回はこのような時代で考えるべき「貯金」についてまとめていきたいとおもいます。

2013年8月13日:しょういちろう

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貯金ができない世帯の対応とアドバイス

この水準は1990年代は10%未満であったということで、年々増加しているとうことになるわけです。このような状況に対して私たちはどのように対応していくべきなのでしょうか?

まずは、少額でも良いから貯蓄を始める習慣を身につけること。
理想を言えば「手取りの2割」程度を貯蓄できることが好ましいといえますが、難しいという場合で、貯蓄がゼロという方はまずは月1000円でもいいから貯蓄を始めてみましょう。

その際は「積立預金」のように形に残るものとして貯蓄することが大切です。積立預金はしたくないという方は、貯金専用の銀行口座を作ってそこに預けるようにしてください。

そうやって形に残る貯金・貯蓄を始めてみることで、だいぶ意識が変わってくると言われています。

 

次に、そもそも貯金は取り崩している状態で、とてもじゃないけど貯金は無理。という方は、まず第一に家計支出の見直しが急務です。たとえ年収が1000万円あっても収入よりも多くの支出があれば家計はいつか破綻します。

そのような状況にある場合は最初に家計の収支を計算した上で節約に努める必要があります。その時は「収入と支出のチェック(家計の収支分析)」などのサイトを参考にしてみると良いでしょう。

  1. 自動車を手放す
  2. 固定通信費を削減できる方法を探す
  3. 生命保険を見直す
  4. 家賃を見直す(引っ越しを検討する)

などが代表的です。食費や光熱費なども見直すべきですが、まずは固定費の削減から着手しましょう。

自分ではできないという方はプロ(FPなど)に頼るのもありです。家計簿を作って、それをもとに見てもらってアドバイスを受けましょう。

FPの相談については有料で受けることもできますが、「生命保険無料相談(FP相談)」などを活用すれば無料で相談に乗ってもらえる場合もあります。ただし、保険相談の場合は、どうしても「保険の乗り換え」などを勧められやすいという点に注意が必要です。

完全に中立な立場でアドバイスが欲しいならやっぱりお金を払って相談するのが一番です。

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ポイント定期預金(Ponta)

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厳密には定期預金ではありますが、Pontaポイントを運営しているロイヤリティマーケティングが実施しているキャンペーンです。Pontaポイントが余っている人にお勧めです。
解説記事は「 Pontaポイントを預けて必ず増えるポイント定期預金キャンペーン 」が参考になります

ちなみに、このサイトの存在意義にも関わりますが、最近の預金金利はほぼゼロみたいなものです。一方で銀行は銀行で様々な「ポイントキャンペーン」をやっているので、銀行をお得に活用するのであれば預金金利を受け取るというよりもポイントキャンペーンを活用するというような使い方の方が幸せになれそうな気もします

参考記事:金融ポイ活(証券、銀行、クレカ)の相関図とおすすめの組み合わせを紹介
ちなみに管理人もこうした銀行を利用したポイ活で毎月1000ポイント以上は獲得できています。

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